植物身辺帳

植物身辺帳

種植えて新芽出て伸び葉が茂り蕾が出来てついに花咲く

マルチチュードについて

ネグリさん!

ネグリさんがマルチチュード像を描いていて、そのエスキスをU先生が描きなおしてくれたので、それに興味をもって、マルチチュードをあらためて読んでいる。

前回読んだ時、なんか難しげ、と思って、それで積んでいた本であるけど、だから実のところあらためて読むではなかったけど、Uruka先生が描いてくれた像がすごくよくて、やっぱり先達はあらまほしもんやなあと思った。これはクリステヴァアーレントを5年越しくらいで読んだときも思ったけれども。

あれって実のところどうなの?

という質問は折触れてしているけれど、この質問というのはすごい。

属関係的というのか、信頼関係(というほど大袈裟ではないけど)みたいなものに担保されてしか成り立たない質問で、このことは初対面の人への実のところどうなのという質問を想定してみればわかる。

で、この質問を嫌う人というのはクローズドな意思決定が嫌いなんでしょうか、私もことさらに好きなわけではないけど。

あの、マルチチュードっての?実際のところどんなもんですかね?

という質問から始まったUruka先生の表現は見事で、彼の疑問は疑問として含みつつ、希望は希望として含みつつ、描かれたマルチチュード像を見て、私はそれを直に観たい、と思った。

ということはすなわち、自分のなかにマルチチュード像を描いてみるということになるわけで、大阪から帰ってすぐ本を棚から取って読み進めている。

バザール的な香りの立ち込める読みが果たして正確かどうかはさておいて、希望と熱に富んだ、よい本である。

それから市を立てたり、など。

 

丸乳屋、というのが例のバザールにあるらしいよ。